Anyca（エニカ）は危ない？やばい？トラブルに合わないための対策など！

Anyca（エニカ）は車を所有している人がオーナーとして登録した車両をカーシェアとして利用できるサービスです。

Airbnb（エアビー）の車版とも言えるサービスで、本来は個人間で行われるやりとりをエニカが仲介してくれます。

車を所有しているオーナーは副業収入が見込めますし、ドライバー側はレンタカーで借りれないような車を試乗することができる便利なサービスではあるのですが、エニカ特有のトラブルもあるので、サービス利用を検討している人は事前に把握しておきましょう！

Anyca（エニカ）オーナーのやばいトラブル

シェア中にドライバーが事故に遭う

エニカはカーシェアサービスなので、ドライバーが交通事故に遭う可能性がどうしてもあります。

幸い、エニカのドライバーは保険への加入が必須となっているので、オーナー側が金銭的な負担をすることはないのですが、自分が車の利用を予定していたのにも関わらず、車を利用することができないといった可能性は十分にあるでしょう。

ドライバーによる窃盗・横領

基本的には優良なドライバーばかりなので起きる可能性はかなり低いのですが、エニカは個人間でのカーシェアになるので、中には悪質なドライバーによる窃盗や横領、乗り逃げの可能性もゼロではありません。

実際にカーシェアしていた車がジモティに掲載されていたといったトラブルなども発生しているので、オーナーの方は利用者がどのような人物なのかを貸し出す前にプロフィールで確認しておきましょう。

万が一、窃盗や横領などがあった場合もエニカの補償対応が可能なので、金銭的な負担はありませんが車をしばらく利用できなくなってしまいます。

参考記事エニカの登録方法！お得な招待コードも！

Anyca（エニカ）ドライバーのやばいトラブル

問い合わせの返事がこない

エニカに登録したばかりのオーナーにありがちなのですが、問い合わせをしてもなかなか返事が返ってこないというトラブルが起きることもあります。

エニカにとりあえず登録だけしてみようというオーナーが、仕組みをあまり理解していない場合に起こりやすいです。

ただ、仕事が忙しかったり、生活リズムが異なるだけという場合もあるので、まずは返事が来るのを待ってみましょう。

なるべくレビュー件数が多く、評判の良いオーナーを選択すると、返事が来ないというトラブルは避けやすいです。

不要な装備品が付いている

特にミニバンの貸出をしているオーナーに多いのですが、チャイルドシートやジュニアシートといった装備品が車内に付いている場合がたまにあります。

いざ車を借りて受け渡しをした時に不要な装備品が付いていると、その場で取り外しなどができない可能性もあるので、事前に装備品の内容はオーナーに確認するようにしましょう。

また、ドライブレコーダーなど、必要な装備品がない場合もあるので注意してください。

車の操作方法がわからない

レンタカーであれば事前の説明がかなり丁寧なので、車の操作方法がわからないということはあまりありません。

ですが、エニカは個人間でのカーシェアリングなのでオーナーからの説明が不十分で車の操作方法がわからなくなってしまうというケースがあります。

特に高級車を借りる場合、その車種にしかない特別な機能なども用意されていることもあるので、使いたい機能がある場合は事前にオーナーから十分な説明を受けるようにしましょう。

給油口がわからない

これはエニカに関わらず、一般的なレンタカーでも起きうることですが、いざ返却前にガソリンスタンドに寄った時に、給油口が左右どちらに付いているかわからなくなることがあります。

事前にオーナーから聞き忘れてしまった場合は「ガソリンメーターマークの横にある矢印」をチェックしましょう。

矢印がガソリンマークの右側に付いていれば給油口は右側、矢印が左側に付いていれば給油口は左側です。

ガソリンの油種がわからない

エニカに登録されている車は高級車が多いので、レギュラー以外のガソリンで走る車も多いです。

返却前にガソリンを給油する際に油種がわからなくなってしまった場合はエニカのアプリから車種情報を確認しましょう。

「仕様・装備」の項目に使用するガソリンの種類も記載されているので、必ず確認するようにしてください。

参考記事エニカの登録方法！お得な招待コードも！

Anyca（エニカ）オーナーのデメリット

地域によっては利用者が少ない

エニカは登録しているドライバーの数が大都市圏に集中しています。

そのため、地方でエニカに登録をしたとしても利用される頻度はあまり高くありません。

大都市圏以外は副収入目的でエニカに登録をしても、あまり大きな期待は持たないようにしましょう。

車種によって利用率が変わる

エニカは以下のような車種の人気が高く、利用されやすい傾向にあります。

• 普段乗らないような高級車
• 大人数で乗れるようなバンタイプの車両

エニカのドライバーは20代〜40代の年齢層の方が多く、恋人との旅行や友達との大人数レジャーなどで使用されることが多いです。

レンタカーで借りやすい一般車や4人乗り車両は、わざわざエニカで借りる必要がないのでオーナー登録しても収益はほとんど期待できないでしょう。

最初はリクエストが少ない

エニカではシェアが行われる度に、オーナーとドライバーがそれぞれ評価をし合います。

そのため、レビュー数が多く、評価の高いオーナーはドライバーからのリクエストが集まりやすいのですが、オーナー登録したばかりの場合はリクエストが入りにくいです。

エニカで副収入を狙おうとしても、最初は思うような金額にならない可能性が高いので、少しずつ評価を上げていけるようにしましょう。

それほど儲かるわけではない

エニカのオーナーは手間をほとんどかけずに副業として収入を増やすことができますが、めちゃくちゃ儲かるというわけではないので注意が必要です。

他人に車を貸すことで、走行距離が増えたり、飛び石などで傷などが付くと車両価格は当然下がって行きます。

得た収入がそのまま利益になるというわけではないので、料金を設定する際は事前に計算して車を貸し出すようにしましょう！

参考記事エニカの登録方法！お得な招待コードも！

Anyca（エニカ）オーナーのメリット

手間をかけずに副収入が得られる

エニカ最大のメリットはマイカーを活用することで、簡単に副収入を作ることができるという点です。

エニカを活用しない場合、自分が車を利用しない時間はただ駐車場代を支払っているだけになってしまうのですが、エニカでカーシェアをすることでその時間が個人の売上に変わります。

大きな金額を稼ぐことは難しいですが、エニカを利用することで資産の有効活用が可能です。

エニカ専用保険で補償される

エニカで個人間のカーシェアを行う場合、ドライバーは保険への加入が必須となっております。

エニカには「カーシェアプロテクト」という専用保険があるので、オーナーは安心してマイカーを貸し出すことが可能です。

万が一、ドライバーが事故や窃盗などのトラブルを起こしたとしても、エニカの保険により、基本的にはオーナーに金銭的な負担はありません。

ただ、関係各所への連絡という手間が発生するのと、車の利用を予定していたのに使えなくなってしまうというデメリットには注意が必要です。

事故サポートは365日24時間

エニカは電話での事故サポートが365日24時間で対応しています。

しかも、専任スタッフによる事故対応をしてくれるので、やりとりも非常にスムーズです。

ドライバーが事故を起こした場合、ドライバーからエニカ専任スタッフに連絡がいき、そこからオーナーや損保ジャパンへの連絡などが行われます。

オーナーが行う対応がゼロになるという訳ではありませんが、夜間でも対応してくれる事故サポートが用意されているので、安心してカーシェアできるのはエニカの大きなメリットと言えるでしょう。

シェアのやりとりはアプリ完結

エニカのカーシェアに必要な手続きやドライバーとのやりとりは全てAnycaアプリ内で完結できます。

ドライバーとの連絡やシェア希望の問い合わせなどもアプリ内のチャットから行うことができるので、オーナーは少ない労力でマイカーを貸し出すことが可能です。

オーナーがマイカーをシェアする時に必要なアクションは、チャット上で簡単な挨拶と受取場所や返却場所、時間などを確認するだけとなっています。

クイック予約という機能を使えば、シェア内容の調整すらも不要です。

対面対応なしでも受け渡しOK

エニカでマイカーを引き渡す方法は以下の2種類があります。

• 対面での直接引き渡し
• エニカキーによる非対面での引き渡し

多くの人が利用しているのは、直接対面での引き渡しになりますが、エニカキーという制度を使えばドライバーと非接触でマイカーを引き渡すこともできます。

ドライバーが車を停めてある駐車場に直接向かい、エニカアプリで解錠し、駐車場にドライバーが返却するので、直接引き渡すのに比べて労力はかなり少ないのが特徴です。

キズなどの確認はエニカアプリに車両の写真が送られてくるので、そこで確認することができます。

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Anyca（エニカ）ドライバーのデメリット

最大補償額を超える損害はドライバー負担

エニカで補償される車両保険金額はオーナーが加入しているプランによって最大補償額が異なります。

保険プラン名	車両保険金額
シンプルプラン	300万円まで
ライトプラン	300万円まで
スタンダードプラン	600万円まで
プレミアムプラン	1,000万円まで

上記の最大補償額を超える車両の損害についてはドライバー負担となるので覚えておきましょう。

エニカのカーシェアは高級車を利用する場合が多いので、車体の損害が大きい場合に高額な請求をされる可能性があります。

ドライバーに過失がない場合でも責任が発生する可能性あり

エニカの「シンプルプラン」で補償対象となっているのは「契約したドライバーが車両に乗り、運転していた」ときに起こった事故に限られます。

そのため、シンプルプランでカーシェアをしている最中に、盗難や落書きなどをされた場合の責任はドライバーが追うことになるので注意しましょう。

運転をしていない時のトラブルも補償内容に含めるためには「ライトプラン・スタンダードプラン・プレミアムプラン」のいずれかに加入している必要があります。

直前のキャンセルはキャンセル料が発生する

ドライバーによるキャンセルをした場合、オーナーが定める規約で「キャンセル料あり」にしていた場合、キャンセル料が発生します。

キャンセルまでの日数などはオーナーが定める規定次第となっているので、予約をする前にきちんと確認しておきましょう！

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Anyca（エニカ）ドライバーのメリット

高級車に手頃な価格で乗れる

エニカには外車や輸入車などの高級車が多く登録されています。

これらの高級メーカーの車をレンタカー会社から借りるとかなり高額になってしまうのですが、エニカの場合、レンタカー会社を介していない個人間カーシェアの分、比較的手頃な価格でレンタルすることが可能です。

憧れの車を借りるのも良いですし、購入を検討している車の試乗に活用するという使い方もおすすめとなっています。

借りる車の現物を事前に確認できる

レンタカーの場合、車両やボディタイプ、価格帯によってカテゴライズされた「クラス」を基準に車種を選ぶケースがほどんどですが、エニカの場合は借りる車の現物を確認してピンポイントでレンタルすることが可能です。

どのような車が借りられるのか明確にわかった状態でレンタルができるので、実際に車を見た時にガッカリするといったトラブルを避けることができます。

予約と同時に自動車保険に加入できる

エニカのカーシェアを利用する際、予約が完了すると自動的に「損保ジャパン日本興亜の時間単位型自動車保険（車両補償ありプラン）」または「東京海上日動の1日自動車保険（車両保証付きプレミアムプラン）」に加入する仕組みとなっています。

保険の加入に漏れることが100％ないので、安心してカーシェアをすることが可能です。

また、加入する保険にはロードサービスも付いているので、万が一走行ができなくなった場合でも、保険対応でレッカー搬送が可能となっています。（1回の保険会社が提供するロードサービスに付き、15万円を限度に補償）

参考記事エニカの登録方法！お得な招待コードも！

まとめ

エニカは個人間でカーシェアができるサービスなので、レンタカー会社を利用するよりも手頃な価格で高級車を借りることができます。

また、オーナーにとっては少しの手間だけで副収入をゲットできる便利なサービスです。

一方、個人間でのカーシェアが故にやばいトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないので注意しましょう。